• PSImetals - リリース5.15 - 即時利用可能な機能が満載

    お客様の課題をエキスパートが解決

私たちは専門家を必要とする世界に住んでいます。人工知能での初期の試みもまたエキスパートシステムと呼称されていました。専門家の助けは重要であり、普通の人に困難な特定の問題を解決してくれます。しかし、問題や課題が複数の領域にまたがる場合はどうなるでしょうか。より複雑な解が必要になるに違いありません。
新しいリリースのPSImetals 5.15では、業務専門家のコミュニケーションとノウハウの交換、コンポーネントレベルにおけるインタラクションに力を入れています。 具体的な強みを維持しながら、サプライチェーン全体に帰属するタスクで協働可能な機能の充実を図ることは、新しい可能性と利点をもたらします。

リリース5.15におけるテーマ

品質システムにおける評価、および解析

表面検査と逸脱管理のための新機能により、品質管理が改善されました。

表面検査システム(SIS)の結果をファクトリーモデルに直接保存し、PSI Click Designを介して画面上で任意の箇所に視覚化することが可能です。この情報は、材料系図と直接リンクされており、グラフ形式でさらに分析することが可能です。またお客様の提案に基づいてリワーク管理が改善されました。品質問題が発生した場合、オペレーターは、別のソフトウェアツールを開く必要なしに、詳細な評価のために、特定の材料の検査データをグラフィカルに即座にチェックすることができます。 同時に、これにより、さらなるデータ分析の基盤が構築されます。

表面検査システムデータの可視化:表面検査システム結果の可視化

品質検査要件の増加は、現品への欠陥情報の割当にも影響を及ぼしています。PSIではこのたび「理由コード」を導入しました。これは、リワーク、劣化または廃棄などのあらゆる不具合品処理タスクに割当可能です。当理由コードに加えてユーザー要件に従うことで、逸脱管理プロセス内のリワーク管理操作に代わって欠陥コードを割り当てることも可能になりました。これにより、構成時間が短縮され、レポート機能が向上します。フィルタリングされたNC品リストは、ユーザの操作の不良品業務を支援します。透明性をさらに向上させるために、PSImetalsは拡張された材検不合格を記述するための改良された設定機能を提供します。 各不具合固有の欠陥コードは、関連性のある品質問題の迅速な検索と表示を可能にしています。

逸脱管理機能は、現品を処理完了の際に自動的にリワーク作業をトリガすることによって、不適合コードを登録することによって構成することが可能です。

欠陥コードの割付

生産の透明性と効率性

生産データの取得、注文のドレッシング、ロジスティクス、ERPとレベル2へのデータ通信の改善

補助材や梱包材の追跡は、コスト最適化のさらなる次元を提供します。新しい梱包作業用PDA画面では、パレットやフィルムなどのパッキング材料の消費量を快適に追跡することが可能です。 他の生産ラインでは、バンドル/アンバンドリングや生産ラインからの材料移動などの操作をトリガすることが可能です

生産ラインでのマニュアルプロセスをさらに改善するために、対応するPDAスクリーンは、ラインからの(バンドルされていない)バンドルおよび材料の移動などの追加機能を提案しています

新しいPDA画面での梱包材使用の予約

場合によっては、自律的な処理のほうが(あまりにも多くの)システム間のコラボレーションよりも必要とされることがあります。自動車事業における注文履行モデルは、通常、いわゆる「スケジュール契約」(ジャストインタイム)により履行されます。指定された最終オーダーに基づいて、工程設計、製造指令の値、および材検指示は、最終オーダーに基づくすべての反復的なFTO注文に対して常に静的です。需要情報が通知されるたびに生産オーダーを完全に展開せずに、生産オーダーの展開状況を静的および動的にサポートするようになりました。静的な部分は1回(または仕様の変更後に)展開されます。動的部分(ボリュームと対象日付)は、ERPからPSImetalsに個々に指示されます。これにより、注文量と日付の変更が常態化されているジャストインタイムオーダーの処理が、より迅速かつ効率的に処理されます。スタティック・テンプレートは、Order Dressingモジュールとのトランザクションなしで有効な生産オーダーを作成するために、生産オーダーテンプレートに格納されます。

生産管理システムとベースオートメーションシステムとの相互作用を改善するために、PSImetals L2標準インタフェースを使用すると、関連する画面で視覚化できる豊富な注文、操作および/または材料指示を送信することができます。 インタラクションのもう1つの重要な分野は、ERP / SAPとプロダクションマネジメントです。 標準のERPインタフェースは、追加のメッセージとともに拡張されています。

リリース5.13では、動的置場スロットの概念が標準に導入されました。動的に定義された置場スロットの活用により、更なる置場の効率的オペレーションが期待されます。 リリース5.15では、意思決定プロセスにおける動的格納場所を含む移動先探索がサポートされるようになりました。

長物製品メーカは、バルク品の分割/結合機能によるバルク品再配置機能が標準製品へ搭載されたことを喜んでいます。

増大する計画立案時の複雑性

Coil Combiner(母材コイル詰め合わせ)とDemand Manager の新機能

高品質コイルの最適使用と最終製品の出荷は、多くのお客様にとって非常に重要です。 5.15では、PSImetals Coil Combinerに焦点を当てています。

当コンポーネントは顧客にとって大きな改善可能性を提供し、最新のマーケット要件を充足します。スリットグループのサポートにより、ユーザーは画面上で非常に快適に小さなスリットのグループを操作できるようになりました。切断計画の屑部分を簡単に割当ることで、裁断パターンをより現実の操業に近づけることが可能です。反復スリットパターンでは、複雑な裁断プロセスと裁断パターンの処理を簡略化するために、スリット事前計算機能がサポートされています。

特定の幅の注文に対する需要が高い顧客は、設備構成に起因する停止時間を避けるため、スリッターを事前に裁断パターンを指定することが可能です。新しく導入された固定スリット・パターンにより、ユーザは、このようなパターンの1つ以上を構成し、Coil Combinerによる注文に自動的に割り当てられます。 これはスリットラインの稼働率に直接影響します。

Coil Combiner で生成された複雑なスリットと裁断パターン

リリース5.15のPSIintegrationでは、巨大なデータパッケージを転送する新しい方法が改善されました。 ラインスケジューラーとオーダースケジューラーの分野では目覚ましい効果がありました。新しいデータ更新ロジックとともに、これらのツール間の通信スループットを最大5倍改善することができました。

"フォアキャスト管理を改善するため、Demand Managerでは新しい

フォアキャストとその消費状況に関する概要を示す画面が提供されています。 サードパーティのアプリケーションからのデータは、新しいフォアキャスト画面で直接入力、またはCSVファイルからのインポートのいずれかによって、より簡単にアップロード可能です。今後このデータはPSImetals Sales&Operations Planningで使用することが可能です。

Demand Managerで視覚化された予測と実際の消費状況

End-to-End Coil Production

金属生産の日常とは複雑性に富んだものであり、それは組織のさまざまな領域間のシームレスな相互作用に依存します。統合されたソリューションは部門間連携に伴う重要な支援を提供します。

 

 

例1:「幅狭コイル」

これらの注文は、キャスト前に母材コイルへ詰め合わせすることが必要です。下工程で切断、および条へとスリット加工が施されます。 当社ではPSImetalsコンポーネントOrder Dressing、Coil Combiner、およびProduction Executionの相互連携により実現されたコイルスリット最適計画における業務を包括的に支援します。
最初のステップでは、「幅狭コイル」は、ファクトリモデルに詳細な生産オーダーを格納しているOrder Dressing内で工程設計の処理がなされます。Coil Combinerは、現在のヤード内の現品情報を参照しつつ展開された理論上の設計情報である生産オーダーを使用します。 このコンポーネントは、小規模の注文を組み合わせ、母材コイルへ引当を実施、切断計画を作成します。出力された切断計画は、再度ODモジュールへ渡され、ODモジュールでは「抱き合わせ処理済みオーダー」(Compbined P/O) として、再度工程設計が実施されます。最終的に「抱き合わせ処理済み注文」と切断計画がPSImetals Productionによって実行され、材料系図(Material Genealogy)内で視覚化されます。

料系図内に格納され可視化された「抱き合わせ処理済み注文」

溶銑・溶鋼のハンドリング

"高炉出銑後、トピードやレードルをスケジューリングするための「溶銑/溶鋼」の包括的なサポートが提供されています。ユーザーは、Online Heat Scheduler (オンラインヒートスケジューラ)の溶鋼消費とチャージ財源の概要閲覧にいつでもアクセス可能です。 

オペレータは、リワークの手順を追加し、実際のチャージをガントチャート上で直接異なる注文に再割り当てすることによって、成分逸脱を適切に管理することが可能です。

このような意思決定はチャージタイミングに大きな影響を与える可能性があるため、当新機能はシナリオモードでもサポートされています。

上記操作に加えて、ユーザーは、予定のチャージを固定することが可能。これら一旦固定されたチャージは、次の最適化サイクルでOnline Heat Schedulerによって考慮の対象から除外されます。 これにより、安定した計画状況が保証されます。"

作業者はリワーク手順を追加し、実際のヒートをガントチャート上で異なる注文に再引当することで、成分と明細のを管理することが可能。

PSImetals最新リリースの動画をご覧ください。

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リリース5.15におけるテーマ

リリース5.13

リリース5.11

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